三木崇稔のゆるふわ哲学

難しい考えを抜きに哲学するブログ

失敗を理解すれば、どんな時も成功を掴むことが出来る

あなたが出会う最悪の敵は、

いつもあなた自身であるだろう。

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フリードリヒ・ニーチェ

人生における失敗とは何なのか?そのことについて、きちんと理解できれば、どんな時も失敗をすることがなく、常に成功の道に気づけるはずです。

 

 

前提として、失敗とは取り返しがつかない状態になることであると考えられます。何故なら、ただ単純にやり直せるなら成功するまで何度もやり続ければいいだけの話ですから。それでは、人生において、取り返しがつかない状態に陥ってしまうのはどういう時でしょうか?

 

まず考えられるが「死」です。現時点の科学では、死後の世界については証明できないので、ここでは死後の世界がないと仮定するとどんな取り組みも死んでしまっては成成功するまでやり続けるという選択をすることが出来ません。ただ例外としては、自分の望みを他者が受け継いだ場合、死=失敗とは言い切れませんが、ここでは他者の協力を除外して考えた場合、死は人生において成功の道が閉ざされる要因と考えることができます。

 

このことから、取り返しがつかない状態になるということは、自分の意志だけではそのことを継続させることが不可能になる状態に陥ることと考えられます。つまり、言い換えれば自分の意志で何が何でも継続させようと考えている内は、周囲から見てとても成功するとは考えられない状態でも失敗とは言えないのです。

 

したがって、生を受けている間の失敗とはその行為者が継続の意思を放棄した時、つまり「諦めた」時にこそ、初めて失敗したと言えるのです。