三木崇稔のゆるふわ哲学

難しい考えを抜きに哲学するブログ

哲学と言えば、まずは「自分」の定義ではないでしょうか?

我思う、ゆえに我あり」byデカルト

 

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ルネ・デカルト

哲学を知らない人でも、この言葉はどこかで聞いていたことがあるという人も多いのではないでしょうか。このデカルトの言葉は、哲学を代表する言葉ですね。

 

まあ意味は、ざっくり説明するとデカルトはすべてのものを徹底的に疑い、疑わしいものを排除していったけれど、疑っている自分の思考だけは排除できなかったと気づいて言った言葉が上記のものというわけです。つまり、デカルトの節によって「自分」という定義が生まれたと言っても過言ではないでしょう。

 

このことから、もっともシンプルに「自分」を説明するなら

自分=思考

と考えられます。

 

したがって、人から「あなたってどんな人?」って聞かれても別に悩む必要はありません。ふと思い浮かんだものが今のあなた自身をもっとも的確に表現した「自分」なのです。

 

更に言えば、「自分」というのはとても容易く変えられるとも言えるでしょう。なぜなら「自分はこうなりたい」、「こんな自分でありたい」と思考を変化させるだけで自分は変わるのですから。