三木崇稔のゆるふわ哲学

難しい考えを抜きに哲学するブログ

永遠のテーマ「人生」について、考えてみた

人間は自分の人生を描く画家である。

あなたを作ったのはあなた。

これからの人生を決めるのもあなた。 byアルフレッド・アドラー

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ルフレッド・アドラー

「人生」とは何か?という問いに対し、最もシンプルな答えはおそらく「自分史」。つまり、自分が主役の物語です。

 

 

前回の話を引用すると、自分は思考であることを踏まえると、人生は自分が思い描いたとおりにデザインすることができると言えるでしょう。

 

だったら、なんで自分の望んでいない苦難や不幸が起こるのでしょうか?

その答えはとても単純で、自分がそういった体験を苦難や不幸だと認識しているからです。

 

よくある例で、コップの中に半分の水が入っているのを見てどう思うのかというもので、

①「半分しか入っていない」と不幸として捉えることも出来るし、

②「半分も入っている」とポジティブに捉えることも出来るはずです。

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水の入ったコップ

更に言えば、仮に「半分しか入っていない」と不幸に感じられたとしても、「だったら、どうすればもっと水を手に入れられるのか」、「数少ない水をどのように有効活用すればいいのか」といった建設的な考えに発展させることも出来るはずです。

 

言うなれば、苦難や不幸というのは、本人が苦難や不幸だと認識した時点で苦難や不幸だと確定するわけです。逆に、そう認識せずに、成長の為のステップと言った具合に自分の人生を豊かにする経験値だと考えることも出来るはずです。