三木崇稔のゆるふわ哲学

難しい考えを抜きに哲学するブログ

真の成功者とは?

成功が多くの人をダメにした。

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ベンジャミン・フランクリン


一般的に成功者と言えば、どんな人を思い浮かべるのかというと、大抵「お金持ち」と感じる人も多いのではないでしょうか?

 

では、なぜお金持ち=成功者であると感じるのか?

個人的な意見としては、この資本主義社会において、お金があれば大抵の望みを叶えられるからではないでしょうか?

 

 

しかし、お金を持っていたとしても、必ずしも幸せになれるかといったら、そういうわけでもありません。例えば、資産家が亡くなった時、その遺産を巡って泥沼の争いを親族間で行ったという話を聞いたこともある人がいるでしょう。

 

なので、安直に成功=お金持ちと結論づけることは出来ません。

では、本当の成功とは何なのでしょうか?その答えは、成功の対義語を考えれば見えてきます。

 

成功の対義語は、もちろん失敗です。仮に、今まさに命の灯が消えようとしている人の気持ちになって、人生における失敗について考えてみましょう。そうすると、大抵の場合、思い浮かべることは「元気な時にあんなことをやっておけばよかった」とか「もっとこんなことをしたかった」とか、人生で達成できなかった後悔を感じることでしょう。

 

つまり、そのことを踏まえれば、本当の成功とは「死ぬ間際に自分の人生に一片の悔いを残さないこと」だと言えるでしょう。なので、後悔がないよう今この瞬間を懸命に生きていけば、仮に大金持ちになれなかったとしても、人生における成功者と言えるのだと僕は思います。