三木崇稔のゆるふわ哲学

難しい考えを抜きに哲学するブログ

真なる愛を考えてみた

愛は支配しない、

愛は育てる。

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ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

愛されたい、それは誰もがこの世に生を受けた瞬間から思い抱く欲求です。

では、愛されるためにはどうすればいいのでしょうか?

 

まず前提として、愛とは無償の好意であることを留意する必要があります。なぜなら、我々の通念として、金銭や脅迫などにより勝ち取るものは、基本的に愛ではないと考えられるからです。そのことから、他人から愛されるための行動としては、何らかの対価や報酬を相手に譲渡するような行為は不適切であると言えます。

 

つまり、愛という無償の好意にはこちらも無償の好意に即したものでなければなりません。では、無償の好意に即した行動とはどんなものがあるのでしょうか?

 

例を挙げるとしたら、明るく、笑顔で、温かく対応すること。つまり、思いやりのある対応をすることしか愛を育てる道はありません。そして、愛とは単一で形成されるものではなく、最低2者間で成り立つものです。したがって、愛は一方だけが思いやるだけでは愛とは呼べません。つまり、愛は互いが相手を思いやることなのです。