助言を聞かないのは愚か者、助言を鵜呑みにするのもまた愚か者
あなたの道を進みなさい。
他人には勝手なことを
言わせておけばいい。
助言とはどういうものをいうのでしょうか?
助言とは、文字通りの意味を考えると、助ける言葉と考えられます。要するに、あくまでも補助的なものであって、相手に言うことを聞かせる命令ではないということです。
更に言えば、助言はあくまでも助けるだけであって、すべてを決定づけされるだけの力はないとも言えます。例えなら、骨折をした時の松葉杖のような補助具なのです。つまり、歩く時に松葉杖はとても役に立つのだけれど、実際に歩く為には松葉杖がすべてをやってくれることはなく、自分の腕力を使わなければ歩くことは出来ません。
このことから、助言は耳を塞ぎ、聞かないようにしてしまうことは、とても愚かなことであるけれど、必ず聞かなければならないと考えるのもまた愚かなことなのです。何故なら助言はあくまでも人生の補助具なのですから。
以上のことから、助言は人生の補助具であり、大切なのは補助具の力を借りた後、自分の足でしっかりと自立できるようになること、それが人生という道を歩く建設的な方法と言えるでしょう。