三木崇稔のゆるふわ哲学

難しい考えを抜きに哲学するブログ

人生の選択に誤りになんて存在しない

どんな人にも、ここ一番という人生の分かれ道というものがあると思います。

 

こういった人生の分かれ道に立たされた時、どちらにいけば後悔せずに済むのかを悩みがちですが、正直に言ってどんな道を選んだとしても、少なからず後悔することになるものです。

 

では、人生において正しい選択を下す為にはどうすればいいのでしょうか?

 

その答えはただ単純に現在に集中することだと考えられます。

現在の科学技術的に、アニメのドラえもんに出てくるようなタイムマシンはなく、僕たちが生きていける時間というのは、「いま」しかありません。

 

なので、もしもあの時こうしていたらとか、将来はこうじゃないかとか考えるだけ無駄とさえ言えます。

 

今その瞬間、自分がこうだと考えた行動が自分にとっての最善の選択で、仮にその時に別の選択をしていた方が良い結果になったと感じた場合でも、今の自分にはその選択が最も必要なことだとなのです。

 

人生は、一期一会。

自分の選択に、間違いなんて一つもありません。

 

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人生の分かれ道

 

配慮する心境

配慮ができる人間は

敵をつくらずに

自分を主張する。

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アイザック・ニュートン

配慮することは、社会人としてとても重要なスキルです。

では、配慮とは具体的にどういう行動をいうのでしょうか?

 

結論として、まず確実に言えることは「人の話を聴く」ことです。

世の中には読心術なんていうものもありますが、基本的に相手が話してくれないかぎり他人の心はわかりません。

 

もちろん、時として相手が話す前に相手が喜びそうな行動を取ることも可能でしょう。

けれど、そういった心配りは必ずしも成功することはなく、空回りすることもありえます。

 

それよりも、相手のことを知ろうとするアンテナを張る意味でも、まずは話を聴こうとする姿勢が大事で、行き当たりばったりで行動するよりも少なからず相手を知ってから行動を起こそうとすることが配慮するという行動なのです。

苦労は買ってでも行うべし

涙とともにパンを食べたことのある者でなければ、

人生の本当の味はわからない。

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ゲーテ

苦労なんて誰もしたくはないものです。

けれど、苦労を知らないということは、その人は何の挑戦も行なっていない人です。

 

挑戦には失敗が付きもので、成功にも数多くの失敗や苦労があるものです。仮にこれまで何の失敗や苦労もなく、成功しかしてこなかったと断言する人がいたとしたら、その人は信用するに足らない人とさえ言えるでしょう。

 

それに、商売は基本的に人の苦労や悩みに寄り添い、解決するものを提供することを考えるものです。つまり、お金を稼ぐにしても、自分自身が悩み、苦労した経験を持っている人が世の人達に共感される商品を提供し、成功に結び付けられると考えられます。

 

以上のことから、苦労は避けるべきものではなく、むしろ買ってでも体験するべきことと考えられます。(ただし、自分が解決できる程度の苦労でないと、先に破綻してしまう可能性もあることは忘れずに)。

共感力を鍛えるたった一つの方法

大切なことは「共感」することだ。

「共感」とは、相手の目で見、相手の耳で聞き、

相手の心で感じることである。

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ルフレッド・アドラー

共感というのは、どういう行為なのでしょうか?

 

共感は、ただ相手の言葉に「うん、うん」と相槌をうつだけでは不十分です。何故なら、「共」という字がついている通り、共に同じ感覚にあることをお互いが認識できなければ共感とは言えません。

 

つまり、真の意味で共感するには、こちらが共感していることを相手に伝える必要があるのです。では、どのように伝えればいいのでしょうか?

 

それは、真摯に相手の言葉に耳を傾け、的を射ている感想を伝えたり、会話内容を復唱したりなどの地道な印象付けしかありません。言い換えれば、相手に興味を持つこと、それしかありません。

笑顔で居続けるための秘訣

人間のみが

この世で苦しんでいるので、

笑いを発明せざるを得なかった。

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フリードリヒ・ニーチェ

笑いは、ある意味人間にとって心のサプリメント、あるいは薬です。

どんなに苦しい時や悲しい時でも、笑うことが出来れば、そんな暗い気持ちなどは消え、明日を生きる活力が湧いてくるもの。

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常識を疑え

常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。

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アルベルト・アインシュタイン

常識は、この世のルールであり、目安である。

そう考えている人がほとんどではないでしょうか?

 

しかし、常識というのはとても主観的なもので、とてもあいまいなものです。地域によって、あるいは世代によってなど様々な要因によってコロコロとその姿が変わります。

 

そんなあいまいなものであるのに、どんな人もみな自分と相手は同じ常識を持っていると考えているものです。それは何故でしょうか?

 

考えられるのは、どんな人も自分の常識というメガネを通してしか、世の中を見ることが出来ないからでしょう。そのメガネを通した世界がすべてであると思い込んでしまうからでしょう。

 

そして、悪い事に多くの人がそんな偏見という色メガネをしていることに気がついていません。

 

常識を疑いましょう。

自分の常識はこの世の一部でしかないのですから。