苦労は買ってでも行うべし
涙とともにパンを食べたことのある者でなければ、
人生の本当の味はわからない。
苦労なんて誰もしたくはないものです。
けれど、苦労を知らないということは、その人は何の挑戦も行なっていない人です。
挑戦には失敗が付きもので、成功にも数多くの失敗や苦労があるものです。仮にこれまで何の失敗や苦労もなく、成功しかしてこなかったと断言する人がいたとしたら、その人は信用するに足らない人とさえ言えるでしょう。
それに、商売は基本的に人の苦労や悩みに寄り添い、解決するものを提供することを考えるものです。つまり、お金を稼ぐにしても、自分自身が悩み、苦労した経験を持っている人が世の人達に共感される商品を提供し、成功に結び付けられると考えられます。
以上のことから、苦労は避けるべきものではなく、むしろ買ってでも体験するべきことと考えられます。(ただし、自分が解決できる程度の苦労でないと、先に破綻してしまう可能性もあることは忘れずに)。