心の色は水色?
人間の心というのは
最大の悪を持つこともできるし
最大の美徳を持つこともできるのです。
人の心は複雑です。なぜなら、形がないものだし、そもそも心という器官が存在するかもわからないから。そんな曖昧な存在を説明するのはとても難しいでしょう。
ただ、人の心を例えるとすれば水だと考えられます。注ぐ容器に合わせて形を変え、何色にも染めることが出来るという性質が心と似ています。
そして、水を染めた時のことから分かるように、一度色を染めてしまうと元通りにしたり、違う色にしたりすることが難しくなるように、心も一度染めてしまうと変えることが難しくなります。特に、その色が濃ければ濃い程に変えることは出来にくくなるのです。
ただ、水のように着色料などを使って一気に染めるようなことは、心では出来ません。毎日少しずつ、染めていくもの。どうせなら、良い色に染めていくようにしたいものですね。
悲しみは思い出という過去の中に
悲しみはいつも、
自分の足元にあるかもしれない。
だけど、目の前にある
わけではないのだ。
どんな人にも、辛い出来事や苦い思い出があるものです。そういったネガティブな思い出というのは、なかなか忘れられず、いつまでも胸の中に漂いつづけます。
続きを読む誠実さを表す真のバロメーター
自分自身を信じている者だけが
他人に対して誠実になれるものです。
人の長所の一つとして、誠実さというものがあります。誠実であるとされる人は、老若男女問わず、好感を得られる人とされていますが、実際「誠実さ」というのは、中々抽象的な言葉ではないでしょうか?
続きを読む時間は自己投資資産である
涙が出そうになるくらいに
生きなさい。
誰にでも等しく消費されるもの、それは時間です。どれだけ大金持ちでもどれだけ権力を持っていたとしても人より多くの時間を与えられることはありません。
そのことを考えた時、時間とは何なのか改めて問われて、はっきりと答えれる人は少ないでしょう。そこで今回は時間について考えてみました。
考察するにあたって、手掛かりになるのは時間とは不可逆なもの、つまり一方向にしか流れない性質を持っている点。そして、上でも述べたように誰もが区別なく平等に与えられる公正性を有するものという点です。
このことから、お金で例えると毎日24万円というお金が与えられるけれど、そのお金の有効期限が一日という短期間しかない一種の金券が時間と言えます(このことを思うと、実に多くの人がこの金券の使い道に悩み、結局は使えなくなってしまい後悔しているように感じます)。
またお金の性質を考えると、お金は貯めれば貯めるだけ良いと考えている人もいらっしゃるかもしれませんが、本来お金というのはモノやサービスを交換する為のただの紙であり、生きていく為にはお金を食べ物や飲み物、あるいは生活に必要な物資に代えてこそ意味があります。つまり、使わなければ価値が生まれません。
つまり、時間も同様で、有効に使用するかしないかで大きな違いが生まれてきます。例えば、勉強や何らかのスキル、技術に時間を使用するのか、ただ漠然と時を過ごすのとでは、後々大きな違いとして出てくるものです。
以上のことから、時間とはその日限りの金券であり、その金券は自己投資する為に絶対必要となる資産であると言えるでしょう。