三木崇稔のゆるふわ哲学

難しい考えを抜きに哲学するブログ

心の色は水色?

人間の心というのは

最大の悪を持つこともできるし

最大の美徳を持つこともできるのです。

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ルネ・デカルト

人の心は複雑です。なぜなら、形がないものだし、そもそも心という器官が存在するかもわからないから。そんな曖昧な存在を説明するのはとても難しいでしょう。

 

ただ、人の心を例えるとすれば水だと考えられます。注ぐ容器に合わせて形を変え、何色にも染めることが出来るという性質が心と似ています。

 

そして、水を染めた時のことから分かるように、一度色を染めてしまうと元通りにしたり、違う色にしたりすることが難しくなるように、心も一度染めてしまうと変えることが難しくなります。特に、その色が濃ければ濃い程に変えることは出来にくくなるのです。

 

ただ、水のように着色料などを使って一気に染めるようなことは、心では出来ません。毎日少しずつ、染めていくもの。どうせなら、良い色に染めていくようにしたいものですね。